国際医療協力局からのご案内です。
東アフリカ経済共同体の主要メンバーであるタンザニア連合共和国(人口5千2百万人)は、医療人材、基本インフラ及び医療予算が限られた中で病気の早期発見と予防は重要です。タンザニアでも迅速診断キットや検査診断用医療機器の需要は伸びていますが、日本製の検査キットや医療機器はほとんど導入・使用されていません。また、タンザニアにおいては日本の医療機器認証体制についてあまり知られていません。国際医療協力局は、これまでザンビアやガーナ等の規制当局関係者に日本の認証体制の理解を促進してきました。
今回は、本セミナーを通じて、タンザニアの規制当局者、UNICEF、WHO認証関係者と日本の医療機器関連企業がお互いに情報を共有・交換する場を設けることになりました。セミナーの目的は、日本の医療機器関連企業が、①アフリカで大きな影響力を持つUNICEFやWHO認証の概観を把握し、②タンザニア及びWHOの医療機器認証関係者と交流を図り、タンザニアをはじめとしたアフリカでの今後の活動に資することです。期待される成果としては、参加した企業が、(1)UNICEFやWHOの医療機器類認証体制を把握することができる(2)所属する部門と連絡をとりやすくなる(3)タンザニアでの医療機器類を展開の基本が理解できる(4)タンザニアやWHO側は日本の医療機器類の海外展開の意向を把握することができるという4点を想定しています。
◆日 時 2017年11月15日(水)14:00~17:00
◆会 場 国立国際医療研究センター 研究所 地下1階 会議室AB
◆言 語 日本語・英語(通訳付き)
◆定 員 50名
◆参加費 2,000円(資料代)
▽ 詳しい情報・お申込み方法につきましてはこちら(国際医療協力局 Webページ)よりご覧ください。
更新日:2017/10/10