【主催】学校法人北里研究所 知財・研究推進部
【協力】一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ
本セミナーは「学校法人北里研究所知的財産ポリシー」に基づき、学内の優れた研究成果を発掘するとともに学外に発信して、産業界との新たな人的交流や共同研究開発を促進し、研究成果の社会実装や新規事業を創出させる事を目的に本セミナーを開催します。
第6回のテーマは「2015年ノーベル医学・生理学賞受賞・大村智記念研究所の叡智と実践」です。
◆日 時 2024年11月13日(水)17:00~19:05
◆場 所 Zoomウェビナーにてオンライン開催
◆参加費 参加費無料(事前申込制)
◆対 象 学内(学生・教職員)・学外問わず、どなたでも参加いただけます
■プログラム
17:00 開会挨拶
17:05-17:45
基調講演:「夢のある大村天然物創薬と大村方式による産学連携」
砂塚 敏明 先生
北里大学長/
北里大学大村智記念研究所 創薬科学大講座 生物有機化学研究室・教授
大村智記念研究所では多種多様な微生物ライブラリーを基盤に、その培養液から低分子〜
中分子までカバーする構造的に多様性に富んだ天然物を取得してきている。その一つ一つの
天然物には可能性を秘めており、それをリードにして創薬展開している。本セミナーでは、
大村方式という産学連携の取り組み方、そしてこれまで行ってきた創薬展開について紹介
させていただきたい。
17:45-18:25
「製薬企業とアカデミアによるガチンコ創薬研究」
花木 秀明 先生
北里大学大村智記念研究所・副所長/研究推進特別部門長
感染制御研究センター長/教授
創薬の成功確率は3万個に1個と言われるほど難しい。また文化の異なる製薬企業とアカデ
ミアの共同は軋轢が生じて実際には大きな困難が伴う。この違いを目的に向かって統一でき
れば強力なタッグを組める。製薬企業をがっかりさせることなく成功に導くためには、アカ
デミは真の創薬を理解する必要がある。また最も大事なことは、スクリーニング段階で活性
と毒性を同時に評価する事である。この初期段階で構造-活性-毒性相関を用いた絞込みが行
え、創薬に向けた方向性が見いだせる。
18:25-19:05
「大村天然資源ライブラリーの魅力とAMED BINDSの取り組み」
廣瀬 友靖 先生
北里大学大村智記念研究所 創薬科学大講座 生物有機化学研究室・教授
大村智記念研究所では多種多様な微生物ライブラリーを基盤に、その培養液から低分子〜
中分子までカバーする非常に多様性に富んだ天然物を取得し、それらを「大村天然化合物
ライブラリー」として管理している。そしてAMED BINDS事業では、そのライブラリーを
外部研究機関が有する優れた評価系へ供給することで、創薬シード探索を展開している。
本セミナーではその取り組みについて紹介させていただきたい。
■参加申し込み方法
こちらよりお申込み下さい(北里研究所フォームへ)
▽北里研究所のご案内ページはこちら
▽チラシはこちら
■お問い合わせ
主催:学校法人北里研究所 知財・研究推進部
E-mail ksuisin@kitasato-u.ac.jp
協力:一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ
更新日:2024/09/20