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電気通信大学 脳・医工学研究センター(CNBE)シンポジウム2021 グループ別成果報告会 第3弾 運動解析制御グループ 2021/11/16

10月から12月において、脳・医工学研究センター(CNBE)では
次年度の最終評価に向けて、令和3年度グループ別の成果報告会を開催いたします。
是非、ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。

◆日 時 2021年11月16日 (火) 13:00~16:20
◆会 場 B棟-202教室 + ZoomによるHybrid開催

第1部:特別講演

◆座 長狩野 豊 先生 (情報理工学研究科 基盤理工学専攻 先進理工学専攻)


◆題 名認知機能を高める運動条件と神経基盤:動物から人への橋渡し研究
◆講 師征矢 英昭 先生
     (筑波大学体育科学系 教授/ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター(ARIHHP) センター長)

◆概 要 運動はその条件により海馬や前頭前野を刺激し認知機能を促進する。
こうした研究は、輪回し運動するラット海馬でBDNF(脳由来神経栄養因子)発現の
増加を報告したCotmanらの研究(Nature, 1995)などを契機としている。しかし、
動物とヒトで一環した運動モデルが欠落し、運動療法に繋がる最適な運動条件や
機構解明はいまだ決着をみない。我々は、運動強度を基盤とした生理的な運動モデ
ルを開発・利用し、運動による海馬や前頭前野の機能向上やその神経基盤に関する
橋渡し研究を行ってきた。
ヨガなどの(超)低強度運動でもヒト前頭前野背外側部や海馬歯状回を刺激し、
実行機能や記憶能を高めること(Neuroimage, 2014; PNAS, 2018)。それらを
基にスローエアロビック(NHK出版, 2018)の開発・応用など社会実装にも
注力している。本講ではこうした我々の研究開発を中心に紹介させていただきます。

第2部:成果報告会
・乳酸の産生量の算出とその応用:マウスを用いた検討 (星野 太佑 先生)
・筋活動と細胞内シグナ分子のイメージング評価 (狩野 豊 先生)
・CDC(調布・デジタル・長寿)運動のプロジェクト概要 (大河原 一憲 先生)
・ヒトの到達把持運動制御メカニズム解明への構成論的アプローチ (東郷 俊太 先生)
・実験室内および実験室外での歩行動作の計測と評価 (岡田 英孝 先生)

◆参加費 無料
◆参加申し込み こちら(Google Formへ)

CNBEシンポジウム2021概要はこちら

【お問い合わせ先】
田中 嘉法
メールアドレス: tanaka@ecc.pc.uec.ac.jp
電話:042-443-5586

■脳・医工学研究センターホームページ
http://blsc.xsrv.jp/seminar/
http://blsc.xsrv.jp/
■電気通信大学ホームページ
http://www.uec.ac.jp/news/event/

更新日:2021/11/09