国際医療展開セミナーは、保健医療分野において日本の製品や技術等が、低中所得国に対してどのように展開できるのかをテーマに開催しているセミナーです。
昨年度までは、薬、ワクチンおよび医療機器のWHO(世界保健機関)事前認証・推奨をテーマに、多くの方に参加いただいき学びを深めてきました。
今年度は、WHO事前認証を取得後、実際に低中所得国のマーケットに参入するための準備として、国際機関や各国がどのような基準で医療製品を選択しているのか、また実際の調達手続きなどについての理解を深めることを目的としています。特に、医療製品が各国で医療保険に収載されるためには、医療技術評価(HTA)の知識が重要です。今回はこのHTAについてもパネルディスカッションなどで議論を繰り広げます。
日 時:【第一部 動画配信セミナー(日・英対応)】
[動画配信期間] 2020年12月21日 9時~2021年1月15日 17時
(配信期間中何度でもご覧いただけます)
【第二部 ライブディスカッション (日・英同時通訳)】
Session 1:2021年2月3日 15時-17時
Session 2:2021年2月4日 16時半-18時
参加費: 無料 ※第一部・第二部まとめて一度の登録となります
○プログラム:
◇ 第一部 動画配信セミナー(日・英対応)
■「グローバルファンドは医療製品をこう選ぶ」
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(略称:グローバルファンド)
渉外局 ドナー・リレーションズ専門官 髙山眞木子
調達部門 医薬品調達マネージャー Cathal Meere
■「国レベルで医療製品はどのように選ばれるのか」
The Health Intervention and Technology Assessment Program
(HITAP) Yot Teerawattananon
◇ 第二部 ライブディスカッション(日・英同時通訳)
Session 1: 2021年2月3日(水)15:00~17:00(日本時間)
■「低中所得国で拡大する医療技術評価(HTA)に対応するために
日本がすべきこと」
ー低中所得国の視点から
Yot Teerawattananon, HITAP, Ministry of Health, Thailand
ー日本のHTA行政の視点から
国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター長 福田敬
―アカデミアの視点から
東京大学公共政策大学院 特任教授 鎌江伊三夫
ー国際機関の視点から
Cecilia Oh, Programme advisor, ADP, UNDP Bangkok Regional Hub
―パネルディスカッション
Session 2:2021年2月4日(木)16:30~18:00
「WHO事前認証(WHO Prequalification)の概要」
NCGM国際医療協力局/東アジア・アセアン経済研究センター 橋本尚文
「グローバルファンドは医療製品をこう選ぶ
~皆様からの質問に答えます~」
グローバルファンド渉外局 ドナー・リレーションズ専門官 髙山眞木子
グローバルファンド調達部門 医薬品調達マネージャー Cathal Meere、他
【形 式】 第一部:オンデマンド動画配信セミナー
第二部:zoomによるライブ配信
○お問い合わせ先
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
国際医療協力局 国際医療展開セミナー事務局
e-mail:tenkaiseminar@it.ncgm.go.jp
更新日:2020/12/10