この度、第90回日本医療機器学会大会メディカルショージャパン＆ビジネスエキスポ2015において、一般社団法人日本医療機器学会のご協力の得て、医学・工学・産業が交わる出会いの場「医工連携出会いの広場」を設置します。

（以下、 日本医療機器学会の学会誌からの引用）
本セッションにご協力いただく先生方は「マイクロ・ナノ医療デバイス研究会」、「一般社団法人日本機械学会医工学テクノロジー推進会議」に所属される、工学の最先端の研究をされている先生方で、通常のセッションとは異なり、いまだ医療機器として商品化されていないものの将来有望な「技術シーズ」を持った工学のアカデミアからの研究成果を発表いただきます。
また、セッション以外にも、常設ポスター展示コーナーで、日本医工ものづくりコモンズがおこなう医工連携の活動をご紹介します。
学会にご参加の会員、機器・部品展示企業とともに、工学の研究者の方々と医療機器開発における世界的最先端の技術シーズを見聞いただき、将来にものづくりの芽を育んでいただければと考えています。

日時：５月２８日（木）１４：００～１６：００
　　　５月２９日（金）１４：００～１６：００

場所：パシフィコ横浜　展示ホールD　プレゼンスペースⅡ
   第90回日本医療機器学会大会メディカルショージャパン＆
   ビジネスエキスポ2015
   〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1  アクセス

共催：一般社団法人日本医療機器学会、一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ

◆プログラム（敬称略）
第１日：５月２８日（木）１４：００～１６：００
マイクロ・ナノ医療デバイス研究会（日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門）
マイクロ・ナノ医療デバイス調査専門委員会（電気学会E部門）
オーガナイザー　三木則尚（慶應義塾大学理工学部准教授）
　
マイクロ・ナノ医療デバイスに関する研究会の紹介
慶應義塾大学　理工学部　准教授　三木則尚
　
バイオミメティクス（蚊の模倣）による低侵襲穿刺デバイスの開発　
関西大学　システム理工学部　教授　青柳誠司
　
“ものづくり”が拓く新しい医療機器
東北大学大学院工学系研究科　准教授　水谷正義　
　
超並列シングルセル解析のためのMEMSプラットフォームの構築
豊橋科学技術大学大学院　工学研究科　助教　永井萌土　
　
体内での臓器の硬さ計測に向けた内視鏡下手術用センサ付鉗子の開発
東京電機大学　工学部　助教　桑名健太　
　
マイクロセンサを用いたトノメトリ法による血圧脈波計測
中央大学　理工学部　准教授　土肥徹次

第２日：５月２９日（金）１４：００～１６：００
日本機械学会医工学テクノロジー推進会議
オーガナイザー　田中真美（東北大学大学院医工学研究科教授）
　
■基調講演：
　田中　真美　教授（東北大学）
　「触覚メカニズムの解明と触覚・触感センサシステムの開発」
　
■講　　演：
　材料力学部門　　高久田　和夫　教授（東京医科歯科大学）
　「線維組織および骨表面への金属材料の低侵襲固定技術」
　
　熱工学部門　　白樫　了　教授（東京大学）
　「臨床検体の高品位常温乾燥保存・皮膚内の自由水分布の測定」
　
　流体工学部門　　東　隆　特任准教授（東京大学）
　「超音波治療・診断融合システムの研究」
　
　機械力学・計測制御部門　　辻内　伸好　教授（同志社大学）
　「運動解析のためのウエアラブル力センサシステムと医療分野への応用」

更新日：2015/05/26