秋田県では、毎年オンラインセミナーを開催しています。
第1回となるテーマは、Metaverseと呼ばれる仮想空間でおこなわれる最先端の手術支援・ロボット手術や遠隔診療。
XR技術により、平面ディスプレイを飛び出し、実際の臓器や病巣の奥行きと立体関係が現実空間に表現され、臓器を掴み、自由に動かす立体空間的画像診断が実現しています。
XRを駆使した最先端技術を用いた手術や臨床現場の「今」をお伝えします。
◆日 時 2023年7月27日(木)14:00~15:00
◆会 場 オンライン開催
「カンファレンス・パーク」にて登録、ご視聴いただけます
*10分前になりましたら上記にアクセスいただきご視聴ください
◆参加費 無料
◆プログラム
『 Metaverse・XR(VR/AR/MR)による手術支援・ロボット手術・遠隔診療 』
帝京大学冲永総合研究所 Innovation Lab教授
帝京大学医学部外科学講座肝胆膵外科
杉本 真樹 先生
COVID-19により社会は、非接触、リモート優先のNew norma l(新常態)を迎え、
医療現場のデジタル革新Dx も急速に進みました。
一方、外科手術では、Metaverse(仮想空間)やXR(仮想現実VR、拡張現実AR、
複合現実MR)が活用され、画像診断は立体空間的に変化を遂げました。
CT/MRI などのD 再構築画像は、XR 技術により平面ディスプレイを飛び出し、
実際の臓器や病巣の奥行きと立体関係が現実空間に表現され、
まるでホログラムのように空中に浮いた臓器を掴み、自由に動かす
立体空間的画像診断が実現しています。
市販の医療機器プログラムとウェアラブルヘッドセットで、
誰でも患者体内に没入したような感覚も得られ、各デバイス間の位置を
無線共有することで、複数医師が同時にMetaverse 空間でアバター(分身)となり、
バーチャルカンファレンスやロボット遠隔手術支援、遠隔オンライン医療にと、
臨床の現場で活用されています。
こうして患者個別の臓器・病態に各医師の手術プロセスの動きを重畳して、
仮想空間に記録したアーカイブコンテンツは、のちに全天周映像と動きを
トレースしながら追体験でき、手技トレーニングや動態評価、動作伝承、
人工知能による手技動作解析、暗黙知の解消に活用されています。
将来的な展望として、患者の医療画像データと、それに対応した外科医の
認知行動データの蓄積、解析、予測、自動化へと研究開発が進められています。
Metaverse 空間でおこなわれる最先端の手術支援・ロボット手術・遠隔診療に
ご興味のある皆様は、この機会にぜひご参加ください。
■お申込みはこちら
*カンファレンス・パーク申込ページへ移動します
◆主 催 秋田県
◆共 催 商工組合日本医療機器協会
◆後 援 一般社団法人日本医療機器産業連合会
一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会
一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ
公益財団法人テクノエイド協会
[お問い合わせ先]
株式会社日本医工研究所
担当:秋田県PRJ (菅田・池上)
メールアドレス:akita-prj@j-ikou.com
電話:070-1265-2865
更新日:2023/07/26