お知らせ

スタートアップワールドカップ 世界大会で日本代表の「アイリス株式会社」が優勝!

Medtec Japanで本年イノベーション大賞を受賞された
AIを搭載した医療機器を開発する「アイリス株式会社」
(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔様)が
2023年12月1日(金)に「スタートアップワールドカップ2023」世界大会にて
見事優勝されました!


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世界50か国の中から選ばれたというニュースが、
スタートアップを目指している方の大きなモチベーションに繋がると感じています。おめでとうございます!!

アイリス株式会社
沖山翔様

スタートアップワールドカップ世界大会での優勝をおめでとう御座います。心からお祝いを申し上げます。アイリス株式会社様の快挙が、日本でスタートアップを目指す若者に大きな励みを与えて頂いたのではと思います。今後日本から優れたスタートアップが続く事を祈念致します。

谷下一夫
日本医工ものづくりコモンズ
理事長

代表取締役の沖山様からの受賞後のコメントを
ぜひ皆様にお伝えしたいと思います。
(沖山様の許可をいただきfacebookから転載しています)

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審査員からのコメントでは、アイリスの取り組みと咽頭画像診断の将来可能性、
1個目のAI(インフルエンザ判定)が国内で多くの医療機関に導入されている実績、
そして何よりも、世界にも他にないこの取り組みのユニークさと技術力が評価されたとフィードバックいただきました。

ワールドカップというだけあって、全世界では推計で数千社から1万社が参加していたのではという規模で、また、予選から決勝まで足掛け3ヶ月の大規模イベントでした。

・9月に各国予選。東京予選は300社が参加。
 予選は世界50カ国/地域でそれぞれ実施され、1社ずつが選出。

・11月に世界大会の準決勝。
 50社の、国/地域別代表が米サンフランシスコに集い、10社が勝ち残り。

・12月1日が決勝。
 ファイナリスト10社がそれぞれプレゼンテーションを行い、優勝者が決定。


トップ10のファイナリストは、

・蓄電池の生産改善(米/シリコンバレー代表)
・野菜&フルーツの食品ロス削減(メキシコ代表)
・ハードウェア&ソフトウェアを統合したスマートホーム(日本/西日本代表)
・リチウムイオンバッテリー技術(米/サクラメント代表)
・バッテリー分解/リサイクル技術(ルクセンブルク代表)
・エネルギーエコな冷蔵技術(コロンビア代表)
・オークションプラットフォーム(ジョージア代表)
・航空機インフラ(タイ代表)
・認知症の診断AI(韓国代表)
・咽頭画像を活用したAI診断(アイリス:日本/東日本代表)

と、多岐に渡っていました。

エネルギーやエコなど、社会課題で注目を集めている領域の企業が多い
印象でした。
壇上では、片手に我々の開発したAIカメラを持ってプレゼンをしました。
世界の注目が集まっていることを実感しました。
本当に、皆さまの言葉が励みになりました。有難うございます。

と、同時に、なのですが、
スタートアップワールドカップの優勝そのものは、社会にとっては何の価値も
生み出していなくて、むしろ普段の臨床現場で、一人の患者さんの診断に一回
利用されることの方が地に足のついた価値です。

一番リスペクトを受けるべきなのは常に臨床の現場であって、スタートアップとし
て現場への価値をいかに早く、いかにより深く創れるかに集中して参りたいと思います。

先ほど帰国しました。
一先ずはご報告のみになりますが、
未来の医療が豊かになるような、そんな開発、そして研究を進めていきたいと本気で思っています。
まだまだ若く未成熟な会社で、日々学びながら・失敗もしながらの前進ですが、
引き続き何卒ご指導の程を宜しくお願いいたします。

沖山 拝

更新日:2023/12/07